Recruit仕事と家庭の両立支援
仕事と家庭の両立支援
仕事と家庭の両立支援Work-Life Balance
当社では、埼玉県多様な働き方宣言企業として、以下のような取り組みを行っています。
- 1.育児/介護休業が取得しやすい環境の整備
- 2.子育ての時間を確保するための措置
- 3.地域における子育て支援
- 4.家族のための時間を確保するための措置
仕事と家庭の両立支援
仕事と家庭の両立支援に関わる行動計画(第4回)
社員が仕事と子育て(または家族の介護)を両立させることができ、働きやすい環境をつくることによって、全ての社員が各々の能力を十分に発揮し、充実した社会生活を送れるようにするため、以下のとおり行動計画を策定する。
- 1. 計画期間:2020年12月1日~2025年11月30日までの5年間
- 2. 内容
【目標1】若手の女性労働者を対象とした、出産及び子育てを経験して働き続けるキャリアイメージの形成を支援するための研修を年に1回実施。
対策
- ① 若手女性社員に向けての子育て経験者からの情報発信の場を設ける
- ② キャリアイメージのための面談を実施
【目標2】従来、主として男性労働者が従事していた職務に新たに女性労働者を積極的に配置するための検証や女性労働者に対する研修等職域拡大に関する取組。
対策
- ⑤ アンケート等による女性社員に対する研修ニーズの把握
- ⑥ 女性の活躍推進のために必要な設備・備品を職場の意見や要望を踏まえて充実させ、より快適な環境に整備する
【目標3】計画期間内に、事務系社員の在宅勤務環境の整備。
対策
- ⑤ デジタル化の促進
- ⑥ 社内のデータ保存をクラウド化
- ③ インターネットを使用した勤怠管理システムの導入
野口精機株式会社
代表取締役社長 國分 寿史
執行役員 花輪 利恵
産後パパ育休取得者 紹介
産後パパ育休制度スタート後、東松山工場で二人目の取得者・・・全社では三人目
東松山製造グループ 第5チーム
Yさんさん(2011年4月入社)
期間:2024年2月5日〜2024年3月1日
― パパ育休をとるきっかけはどんなことでしたか?
妻が育児に不安を感じていたこともあり、産後は共同して育児時間を設けたかったので、パパ育休は取得したいと思っていました。 また、子供の成長のことを考えると、「今しかできない」というタイミングでもあり、是非取得しようと考えていました。
― 上司の反応はいかがでしたか?
困った、などのネガティブ反応は全くなく、当然のこととして受け止めていただきました。
是非取得した方が良い、そうして欲しい、と、前向きなメッセージもいただき、安心して休暇に入ることができました。理解ある上司でありがたかったです。
― 取得期間中はどんな生活でしたか?
普段から家事(特に食事の支度など)はできるだけするようにしています。
休暇中も率先してミルクを作ったり、おむつを替えるなど、妻と一緒に育児をしていくつもりで家事全般も担うようにしました。子供は母乳が中心だったため、ミルクをあげることはそれほど多くはなかったのですが、この期間でしかできない体験を沢山させてもらったと思っています。
妻からも「安心して育児ができる」と言ってもらえました。
― 取得のタイミングや期間についてはどのように決めたのですか?
当初は2回ぐらいに分けて取得しようと考えていましたが、妻が実家から戻ってくるタイミングでまとめて取得する方が良いだろうと判断し、約1ヶ月のパパ育休としました。
― 休業中、仕事のことは気になりましたか?
だいぶ気になっていました。
場合によっては、声が掛かれば出勤するぐらいのつもりでいたのですが、幸い声を掛けられることもなく1ヶ月が経ってしまいました。
あっという間だったと感じています。
― 経済的な不安についてはいかがでしたか?
住宅を購入したこともあり、当然不安はありましたが、今しかできない体験ができることを考えると、お金云々ではなく、プライスレスな方を選びました。
育児にはお金がかかることも実感していますが、やはりパパ育休を取って良かったと思っています。
― 今後について何か計画などはありますか?(例えば産後パパ育休ではない育休など)
長期間で休むことはないかもしれませんが、通常の有休を利用し、育児のため、家族のための休暇は積極的に取得していきたいと思っています。
― 育児休業を考えている方々などにメッセージをお願いします
育児は共同作業です。子供は本当にかわいくて、今しかできない貴重な体験になること間違いなしです。是非取得することをお勧めします。
2024年3月
那須工場初の男性育休であり、産後パパ育休制度スタート後二人目の取得者
那須製造グループ 第1チーム
Oさんさん(2016年4月入社)
期間:2023年6月26日〜2023年7月21日
― パパ育休をとるきっかけはどんなことでしたか?
二人目の妊娠を上司に報告した際に、「こういう制度があるけど活用する?」と聞かれ、詳細について教えていただきました。 一人目の時よりも、妻への負担を考えると「取得させていただいた方がいいだろう」と思いましたので、妻と相談し、取得させていただくことにしました。二人目だったということが決断の大きな理由でした。
― 上司の反応はいかがでしたか?
SリーダーとAマネージャーに相談したのですが、「取れるなら取ってくれ」との反応で、大変ありがたかったです。「生産活動への影響が全くないわけではないが、先輩パパとして是非取得して欲しい」、と背中を押していただきました。
取得しやすい環境で、ありがたいなと思いました。友人や知人で育児をしている人はまだ少ないのですが、育休を取った男性は自分以外にいません。
― 取得期間中はどんな生活でしたか?
普段は妻に任せている食事の支度や育児について、積極的にサポートすることができたと思います。食事の支度については、ほとんど僕が対応していました。
他にも、上の子の幼稚園への送り出しや洗濯など、積極的に家事・育児に取り組むようにしました。
妻は僕が育休を取るならば、と里帰りはせずにいましたので、家族4人で良い時間を過ごすことができたと思います。
出産後の大変な時期にそばにいてタイムリーにサポートすることができたのは、とても良かったです。自分自身でも、大きな成果だったな、と思っています。
また、上の子供が赤ちゃん返りしてしまったため、夫婦二人で育児ができたことは子供にとっても良かったようで、妻も助かった、と言ってくれていました。
― 取得のタイミングや期間についてはどのように決めたのですか?
帝王切開での出産になることが初めから分かっていましたので、妻と話し合い、出産から10日後(退院のタイミング)から1ヶ月取得することにしました。
上の子で経験があったので、妻もそれ以上望むことはなかったのですが、今後の中では予防接種などで手が必要になる場面がありますから、その際にはまた別の形で休暇の取得が必要になると考えています。
― 休業中、仕事のことは気になりましたか?
気にならなかったと言うと嘘になってしまいますが、バタバタしていたこともあって、会社に来ているときよりも育児、家事に専念していたと思っています。一日があっという間でした。
仕事については、特にCIPチームの活動が気になっていたのですが、何かあったらLINEして、と伝えておいたものの、相談は特になかったこともあり、安心して産後パパ育休を取得できました。
― 上の子の反応はいかがですか?
弟ができて喜んではいますが、まだ気持ちの整理がついていない様子でもあります。精神的な負担もあるようで、急に泣き出したりすることもあったので、傍にいてあげられたのは大きかったな、と思っています。
― 経済的な不安についてはいかがでしたか?
結婚してすぐにマイホームを取得していることもあり、ギリギリのところで生活をしているのですが、色々と考え、思い切って取得しようと決めたことは、正解だったと思っています。
金銭面を気にして毎日忙しく働いて育児と仕事を両立させるよりは、思い切って取得し、心にゆとりを持てることの方がメリットが大きいと考えました。
とは言え、生活費が底をついてしまったら本末転倒ですので、その辺は事前にちゃんと計画をした上で取得した方が良いと思います。
― 今後について何か計画などはありますか?(例えば産後パパ育休ではない育休など)
長期で休むことは必要ないのかな、と今は思っています。ただ、短期的にお休みが必要になることはあると思います。妻の傍にいたことで、育児中の時間の過ごし方の大変さを実感しました。
ただ休みたくて有休をとっているのとは違い、覚悟を持っての育休だったため、得ることも多かったと思っています。
― 育児休業を考えている方々などにメッセージをお願いします
妻の話に耳を傾け、何を欲しているかを理解し、環境も考えてタイミングや期間を決めた方がやれることが多いのではないかと思います。
妻が帝王切開だったため育休の予定が立てやすかったのですが、手が必要になるタイミングで休めたのはとても良かったと思っています。長いようであっという間の1ヶ月でした。
育休を勧めてくださった上司を始め、先輩、同僚、後輩の皆さん、サポートいただきありがとうございました!
2023年8月