Technology技術紹介
技術紹介
野口精機 4つのメリットFour Advantages
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Advantage.1最新の国際規格IATF16949
IATF16949は、自動車産業に特化した国際規格です。世界で多くの自動車メーカーが、グローバルな調達基準として採用しており、当社でも国際的に認められたマネジメントシステムの最新版を常に維持し続けています。
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Advantage.2世界No.1へ
世界有数の自動車メーカーの高級車に、当社の製品が採用されています。 得意とする研削、研磨、超仕上加工により、世界の摩擦をコントロールすべく、様々な材料加工にもチャレンジしていきます。
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Advantage.3プリファードサプライヤー認定
お客様から、プリファードサプライヤー(協力企業の中の最高位にあたる賞)に認定いただきました。 また、毎年「推奨仕入先」の認定もいただいています。
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Advantage.4技術は拡がる
創業以来、主に自動車を中心とする製品を扱って参りましたが、得意とする技術を生かし、チタンや金属基複合材料、セラミックスなどの新素材加工にもチャレンジしています。
精密加工を支える技術力Our technology supporting precision processing
工法
- 研削加工(内径、外径、平面)
- 研磨加工(内径、外径、平面)
- 超仕上加工(内径、外径、平面)
- 切削加工(旋削、マシニング)
加工製品例
<当社の精密加工部品例>
自社保有の測定機等
- 三次元測定機
- X線残留応力測定装置
- 表面粗さ・輪郭形状測定機
- 真円度測定機
- 平面度測定機
- 元素分析装置
- マイクロスコープ
- 画像寸法測定機
- 投影機
- 硬度計
- 3Dスキャナ
3次元測定機
X線残留応力測定装置
投影機
真円度測定機
表面粗さ・輪郭形状測定機
マイクロコープ/元素分析装置
■ X線残留応力測定装置(パルステック工業㈱)
世界で初めてcosα法の製品化に成功した、小型・軽量・高速・高精度を実現した装置を導入しています。
公益社団法人日本材料学会の「cosα法によるX線応力測定法標準」に対応しており、残留応力、半価幅、残留オーステナイトの測定が可能です。
装置の導入により、非破壊検査に適した製品の「加工後の寸法変化」、「溶接部の亀裂」、「熱処理の割れ」、「熱処理後や表面処理後の強度不足」などの課題解決に役立てています。
■ 残留応力とは・・
物体が外力の作用を受けたのち、外力を取り除いても物体内に残留する応力。材質の不均一性により生じることが多い。
(広辞苑より)
その他試験機等
当社では、産業技術センター等の外部機関での測定、分析等も対応しています。
- 回転型摺動摩擦摩耗試験機…利用ライセンス取得者 4名
- 多機能摩擦摩耗試験機…利用ライセンス取得者 4名
- 万能試験機…利用ライセンス取得者 4名
現在はこれらの試験機を利用し、有資格者による摩擦の評価が可能となっています。
サプライチェーン
- 材料(機械炭素鋼からハイス銅けまで)
- 冷間鍛造加工
- 精密切削加工
- 熱処理加工(浸炭熱処理、真空熱処理、高周波熱処理、窒化熱処理)
- 表面処理加工
高精度技術(加工例)High-precision processing technology (Examples)
超仕上加工とは?
超仕上加工とは、細かい砥粒の砥石を低い圧力で加工物表面に押し付け、微細な切削を行わせて、滑らかに表面を仕上げると共に、精度の高い仕上面を得る加工方法です。 超仕上加工では、低圧、低速度の加工のため発熱が少なく、加工変質層を除去し、その仕上面は耐摩耗性、耐食性、潤滑性に優れ、摩耗を受ける部分に用いると大きな効果が得られます。
様々な超仕上加工
野口精機では、円筒ワークの外径や内径に対する超仕上加工以外にも、様々な超仕上加工に対応しています。
■ クラウニング加工
クラウニング加工とは、円筒ワークの面形状を中高に加工することです。
クラウニング加工には、部品と軌道面との接触領域の端部に発生する過大な圧力を緩和し、面圧分布を均一にする働きがあります。
さらに弊社では単純な中高形状のクラウニング加工だけではなく、特異なクラウニング形状の加工も行っています。
■ すり鉢形状の超仕上加工
摺動面となる平面部を、すり鉢状の凹形状、また凸形状に超仕上加工し、接触部の面圧分布の均一化を行います。
■ 球状端面の超仕上加工
高速で回転する部品の端面部分を球状に超仕上加工することにより、接触面積を減らすとともに、接触時の摩擦を抑えます。
技術カタログTechnical Catalog
技術カタログ
野口精機の技術をカタログにまとめました。
■ カタログダウンロード
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技術カタログ